当第2四半期累計期間においては、会計事務所向け及び中小企業向け各種ERP製品の販売が好調に推移した。各種ERP製品の販売は、サブスクリプション型での提供に徐々に移行しているためソフトウェア使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加した。
システム導入契約売上高は前年同期比4.7%増の117.29億円となった。ハードウェア売上高は同17.4%増の21.68億円、ソフトウェア売上高は同1.5%減の64.75億円となった。ユースウェア売上高は同10.7%増の30.86億円となった。
サービス収入の合計は同11.2%増の77.55億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同0.9%増の12.75億円となった。ソフト使用料収入は同39.1%増の25.41億円となった。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は同2.7%増の29.15億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同3.2%増の7.77億円、サプライ・オフィス用品は同15.3%減の2.45億円となった。
売上原価・販売費及び一般管理費は前年同期比で15.95億円増加したが、人的資本経営戦略に基づく新卒入社社員の積極採用(78名)やベースアップ、昇給による人件費の大幅な増加及び広告宣伝・販売促進費の増加、さらに新規事業である統合型DXプラットフォーム事業の推進に向けた開発投資、顧客獲得のための販売促進費の増加などによるもので、会社は先行投資と位置付けている。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の416.00億円、営業利益が同0.3%増の61.00億円、経常利益が同6.2%増の62.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の41.00億円とする期初計画を据え置いている。
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