予想株価
---円
登録時株価
3,520.0円
獲得ポイント
-12.95pt.
収益率
-4.54%
期間
理由
買収対策を行う企業があるなかで、こういった方法を取ることで欧米の機関投資家の資金を呼び込むことに成功している企業もある。
他の企業はここを見習っていろいろ考えてほしいですね。
-- ここから引用 --
『吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース : 外資を呼び込む数値目標ーアサツーDKのケース』
http://cfonews.exblog.jp/7451555/
外資を呼び込む数値目標ーアサツーDKのケース
アサツーディー・ケイの外国人持株比率が2007年12月期末に6割を超えた。株主配分や資本効率の重視を明確に掲げていることや、社長自らが出向く定期的な海外IRなどが奏功し、欧米の機関投資家を中心とする海外の長期資金が安定株主となっている。
昨年末のアサツーDKの外国人持株比率は61.9%と一年前に比べ6.7ポイント上昇した。同社の筆頭株主は1998年に資本提携した英広告大手WPPグループで、発行済株式の22.9%を握る。特定の外国企業の子会社ではない日本の上場企業で、外国人比率が6割を超すのはオリックスなど数少ない。
(日本経済新聞2008年3月7日 17面)
【CFOならこう読む】
アサツーDKの第3次中期経営計画(2008~2010年)の数値目標は次のとおりです。
1.EPS:2010年に170円以上(年平均成長率 13.5%)
2.ROE: 2010年に6%(2006年:3.7%、2007年:3.9%)
3.配当:現配当政策の継続
(配当性向を連結当期純利益の35%、1株当たり20円を下限とする)
そしてそれを実現するための経営方針として次の事項を掲げています。
1.営業利益と当期純利益の伸長
2.現配当政策の維持と継続的な自社株取得(毎期発行済株式の4%)による株主資本の圧縮
3.成長分野への投資(Internal およびExternal)
この方針に従い、2007年度当期純利益は前期比6%増、前期の年配当は42円と56%(15円)増を達成しています。
ROE6%とは随分控えめな目標ですが、そこに至る経営方針及び株主配分政策を明確にした上で、真摯にIRを行うことで欧米の機関投資家を呼び込むことができるのですね。この程度のことなら自社でもできると感じるCFOは少なくないのではないでしょうか。
【リンク】
2008.2.20「2007年12月期決算説明会」株式会社アサツーディ・ケイ
http://www.adk.jp/ir/pdf/080220.pdf
平成19年2月14日「配当政策一部変更のお知らせ」株式会社アサツー ディ・ケイ
http://www.adk.jp/ir/pdf/070214_3.pdf
「(株)アサツー ディ・ケイ 【東証1部:9747】」Yahoo!ファイナンス
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9747.t&d=c&k=c3&c=998405.t&t=1y&l=on&z=m&q=l&p=m65,m130,s
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他の企業はここを見習っていろいろ考えてほしいですね。
-- ここから引用 --
『吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース : 外資を呼び込む数値目標ーアサツーDKのケース』
http://cfonews.exblog.jp/7451555/
外資を呼び込む数値目標ーアサツーDKのケース
アサツーディー・ケイの外国人持株比率が2007年12月期末に6割を超えた。株主配分や資本効率の重視を明確に掲げていることや、社長自らが出向く定期的な海外IRなどが奏功し、欧米の機関投資家を中心とする海外の長期資金が安定株主となっている。
昨年末のアサツーDKの外国人持株比率は61.9%と一年前に比べ6.7ポイント上昇した。同社の筆頭株主は1998年に資本提携した英広告大手WPPグループで、発行済株式の22.9%を握る。特定の外国企業の子会社ではない日本の上場企業で、外国人比率が6割を超すのはオリックスなど数少ない。
(日本経済新聞2008年3月7日 17面)
【CFOならこう読む】
アサツーDKの第3次中期経営計画(2008~2010年)の数値目標は次のとおりです。
1.EPS:2010年に170円以上(年平均成長率 13.5%)
2.ROE: 2010年に6%(2006年:3.7%、2007年:3.9%)
3.配当:現配当政策の継続
(配当性向を連結当期純利益の35%、1株当たり20円を下限とする)
そしてそれを実現するための経営方針として次の事項を掲げています。
1.営業利益と当期純利益の伸長
2.現配当政策の維持と継続的な自社株取得(毎期発行済株式の4%)による株主資本の圧縮
3.成長分野への投資(Internal およびExternal)
この方針に従い、2007年度当期純利益は前期比6%増、前期の年配当は42円と56%(15円)増を達成しています。
ROE6%とは随分控えめな目標ですが、そこに至る経営方針及び株主配分政策を明確にした上で、真摯にIRを行うことで欧米の機関投資家を呼び込むことができるのですね。この程度のことなら自社でもできると感じるCFOは少なくないのではないでしょうか。
【リンク】
2008.2.20「2007年12月期決算説明会」株式会社アサツーディ・ケイ
http://www.adk.jp/ir/pdf/080220.pdf
平成19年2月14日「配当政策一部変更のお知らせ」株式会社アサツー ディ・ケイ
http://www.adk.jp/ir/pdf/070214_3.pdf
「(株)アサツー ディ・ケイ 【東証1部:9747】」Yahoo!ファイナンス
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9747.t&d=c&k=c3&c=998405.t&t=1y&l=on&z=m&q=l&p=m65,m130,s
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1件のコメントがあります
あすか亭さん
2008/3/7 17:49
ADK、頑張っていますよね。
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