「ホテル」が18位にランクイン、水際対策緩和で需要回復への期待高まる<注目テーマ>
1 インバウンド
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10 リチウムイオン電池
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ホテル」が18位にランクインしている。
日本政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として実施中の、いわゆる水際対策を10月11日から緩和する。一部の国を対象とした入国・帰国者に対する空港での入国時検査を原則撤廃し、ワクチン3回接種の証明書か、PCR検査などでの事前の陰性証明書があれば入国できるようにする。また、査証(ビザ)なしでの短期滞在や個人旅行も再開するほか、1日あたり5万人としていた入国者数の上限もなくすようにする。
こうした水際対策の緩和を受けて、インバウンド需要の回復期待が一段と強まっている。足もとの歴史的な円安水準もあって、空港や鉄道、百貨店などの関連銘柄に関心が高まっているが、ホテルもその一つ。観光庁の宿泊旅行統計調査によると、日本人・外国人を合わせた延べ宿泊者数は、コロナ禍前の19年には5億9592万人だったが、21年には3億1777万人に落ち込んだ。ただ、今年に入り回復基調にあり、それに伴いホテル業界の業績回復には弾みが付きそうだ。
この日は、全般相場軟調もあって関連銘柄の動きに目立ったものは少ないが、リゾートトラスト<4681.T>、帝国ホテル<9708.T>などがしっかりとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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