情報サービス事業の売上高は前期比7.1%増の218.42億円、セグメント利益は同13.8%増の15.05億円となった。「モビリティソリューション」は、車載関連において半導体供給不足による影響を受けたものの、5G関連業務が堅調に推移し、既存ユーザーの受注拡大や、注力して取り組んだ新規ユーザーの獲得により、売上高は、前期に比べ増加した。「ビジネスインダストリーソリューション」は、一部、プライム案件の開発中止の影響を受けたが、医療クラウド関連の新規受注、既存ユーザーの業務拡大等で補い、売上高は、前期に比べ増加した。「エンタープライズソリューション」は、官庁・自治体向けシステムの受注が減少したが、金融やフィールドサービスの堅調な受注の結果、売上高は、前期に比べ増加した。「プロダクトソリューション」は、MDM(モバイルデバイス管理)サービス関連は、堅調に推移したが、医療遠隔画像のL-Share等は、コロナ禍による投資抑制の影響を受け、ライセンス販売の受注が伸び悩み、売上高は、前期に比べ減少した。利益面は、売上高の増加により、開発中止案件の影響や人材採用・育成に向けた経費、基幹システムの刷新による経費の増加を吸収し増益となった。
セキュリティシステム事業の売上高は前期比7.3%増の43.34億円、セグメント利益は同11.4%増の3.54億円となった。感染症による半導体不足の影響に対応するため、ユーザーから商品を確保する動きがみられ受注が増加した。建設キャリアアップシステム(CCUS)関連等、総じて好調に推移し、増収となった。利益面は、次期製品開発に向け増加した研究開発費やALLIGATEの基本機能向上と他システムとの連携に向けたバージョンアップ費用を、売上の増加により吸収し、増益となった。
2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.0%増の280.00億円、営業利益が同10.7%増の20.70億円、経常利益が同9.8%増の21.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.7%増の12.40億円を見込んでいる。
<YM>
この銘柄の最新ニュース
アイエスビーのニュース一覧- 組織変更および人事異動に関するお知らせ 2024/12/19
- 個別銘柄戦略: チヨダや神戸物産などに注目 2024/11/22
- AMBC社の株式取得に関する株式譲渡契約締結のお知らせ 2024/11/21
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … レーザーテク、ソシオネクス、ルネサス (10月25日~31日発表分) 2024/11/02
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 日立、サイバー、エムスリー (10月30日発表分) 2024/10/31
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
アイ・エス・ビーの取引履歴を振り返りませんか?
アイ・エス・ビーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。