伊勢湾、今期経常を21％上方修正

　伊勢湾海運 <9359> [名証Ｍ] が11月10日後場(14:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比31.8％減の24.1億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の33億円→40億円(前期は65.9億円)に21.2％上方修正し、減益率が50.0％減→39.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比48.1％減の15.8億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比49.4％減の9.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.5％→4.9％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間につきましては、当社グループの取扱貨物量が想定よりも好調な荷動きとなり、また、収益構造の改善等により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに当初の予想を上回りました。　また、通期業績予想数値につきましては、第２四半期累計期間の実績を踏まえ、上記のとおり修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な不確定要因によって予想数値と異なる場合があります。