会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億円の黒字→0.2億円の赤字(前年同期は8.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
同時に、期末一括配当を従来計画の50円→80円(前期は50円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第3四半期連結累計期間において、ドライバルク市況が好調を維持していること、為替レートが想定よりも円安に進んだ影響などで業績を押し上げました。現状、海運市況は下落基調で推移しており、為替も130円前後で若干の円高傾向の様子が見られることなどから、第4四半期 の配船計画を一部変更したことにより、前回予想時(2022年5月16日)に計画した航海数より減少が予想されることなどから、連結売上高は、前回の業績予想を500百万円下回る7,300百万円になる見込みです。営業費用については、航海数の減少に伴う費用減少などを見込んだことから、連結営業利益は、前回予想比460百万円減少、連結経常利益は530百万円減少を予想されることから、通期の連結業績予想を上記の通り修正いたします。
当社の剰余金の配当の基本方針としましては、変動の激しい海運市況に備えるため、また、将来の事業展開に備えるため、財務体質強化をはかる必要があると考えております。そのための内部留保を確保しつつ、財務基盤の改善を図り、財政状態、利益水準等を総合的に勘案し、安定した配当を継続的に実施すべきと認識しております。 昨年度は、海運マーケットの回復、市況高騰により、業績の回復を達成することが出来ました。当期の業績予想につきましては、前回予想時より減収・減益となりましたが、有利子負債の削減・財務基盤の改善が進むと見込まれることから、2023 年3 月期の配当予想につきましては、上記の基本方針に基づき、一定の内部留保を確保しつつ余剰資金については、キャッシュ・フローの状態を勘案したうえで配当予想を前回予想から30 円増配の80 円に修正させて頂きます。
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