山九、前期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ

　山九 <9065> が4月24日後場(13:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の370億円→391億円(前の期は311億円)に5.7％上方修正し、増益率が18.9％増→25.6％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の174億円→195億円(前年同期は160億円)に12.1％増額し、増益率が8.6％増→21.7％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年3月期通期の業績予想につきましては、物流事業では新規航路を含む主要船社のコンテナ取扱量が好調に推移し、海外におけるプロジェクト輸送、海外向けの設備輸出作業の受注もあり、前回予想を上回る見通しです。又、機工事業では今年度は石油・石化構内設備のSDM（大型定期修理工事）がメジャー年で、追加・周辺付帯工事等の獲得もあり、前回予想を上回る見通しです。個別業績予想の修正に加え、子会社の業績が総じて堅調であったことなどから、連結業績予想においても前回予想を上回る見通しです。（注）上記予想は、確定決算に基づく数値ではないため、実際の業績とは異なる可能性があります。