―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月3日から4日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ラクーンHD <3031>
22年4月期の連結経常利益を従来予想の14.8億円→10.8億円(前期は12.1億円)に27.0%下方修正し、一転して11.2%減益見通しとなった。
▲No.2 ハイレックス <7279>
22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比76.1%減の6.6億円に大きく落ち込み、11-4月期(上期)計画の37億円に対する進捗率は17.9%にとどまり、5年平均の66.0%も下回った。
▲No.3 DyDo <2590>
22年1月期の連結経常利益は前の期比1.3%減の56.5億円になり、23年1月期も前期比34.5%減の37億円に落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3031> ラクーンHD 東1 -17.34 3/ 4 3Q -13.91
<7279> ハイレックス 東2 -11.83 3/ 4 1Q -76.14
<2590> DyDo 東1 -10.12 3/ 4 本決算 -34.52
<8057> 内田洋 東1 -9.14 3/ 4 上期 0.75
<9678> カナモト 東1 -7.60 3/ 4 1Q -15.99
<3172> ティーライフ 東1 -7.13 3/ 4 上期 6.62
<9627> アインHD 東1 -4.40 3/ 4 3Q 37.67
<6040> 日本スキー 東M -3.15 3/ 4 上期 赤縮
<8917> ファースト住 東1 -2.48 3/ 4 1Q -0.61
<7865> ピープル JQ -0.93 3/ 4 本決算 -
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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