明和産、今期経常は12％減益、前期配当増額も今期減配

　明和産業 <8103> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比90.1％増の34.1億円に拡大したが、23年3月期は前期比12.0％減の30億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を118円→119円(前の期は15円)に増額し、今期は前期比94円減の25円に大幅減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の8.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.6％→2.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、中期経営計画において連結配当性向50％を基本方針として機動的な株主還元を行うこととしております。当期の期末配当予想については、本日開示します2022年3月期決算短信において、2021年10月29日に公表した業績予想より親会社株主に帰属する当期純利益が約１億円増加したことにより1株当たり1円増配とし、2021年8月31日に公表しました株主の皆様への利益還元として増加させて頂く配当と合わせて１株当たり72円を2022年6月開催予定の定時株主総会に提出する予定です。