中長期トレンドの上昇転換で市場注目が高まってくると予想
時価総額:88.7億円
PER:16.84倍
PBR: 1.93倍
富士通系の情報通信機器販売とシステム開発を手掛けており、顧客基盤は20,000社を数える。種々のシステム会社とパートナー契約を結び、生産管理からPOS、ERP、クラウドなど様々なソリューションを提供する。医療向けや顔認証システムなどの今後成長が見込める領域もカバーし、2017年には最先端のサイバーセキュリティ製品「AppGuard」の取扱会社として話題を集めた。
直近では2/8に今期第3Q決算を発表し、同時にシステムズ・デザイン子会社の受託システム開発会社アイデスを買収。業績面でもこれまで期末偏重だった為、3Q時点では赤字計上が続いていたが、今回はソリューション部門が好調で大幅な黒字転換を果たした。これから期末を迎えるにあたり、業績の上方修正も期待できる内容と言えそうだ。
株価は昨年末に500円割れを見たところから今年に入ってからは一転して下値切り上げの上昇トレンドを形成。決算材料も消化して再び75日移動平均線を奪回してきたことから、騰勢を強めてくるとみられる。中長期のトレンド転換で新規参戦も増えてくると予想される。