<動意株・10日>(前引け)=ニホンフラッシュ、ダブル・スコープ、アクロディア
ダブル・スコープ<6619.T>=急反騰。9日の取引終了後、韓国子会社を通じて大手電池メーカーと20年から5年間のセパレーター供給量について合意したと発表しており、長期製品供給による中期的な成長への貢献を期待した買いが入っているようだ。今回の合意ではIT機器、電動工具、コードレス家電など民生用途や、ESS用途(電力貯蔵装置)の供給量に欧州などのEV用途を合わせて、5年間で約20億平方メートルのセパレーターを供給するという。なお、同件の影響については今年8月に公表予定の中期経営計画で発表する予定してとしている。同時に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高26億100万円(前年同期比21.8%増)、営業損益13億1600万円の赤字(前年同期1億7200万円の赤字)、最終損益12億200万円(同1億7500万円の赤字)だった。また、19年12月期通期業績予想は、売上高175億円(前期比2.0倍)、営業利益8億円(前期33億4800万円の赤字)、最終利益3億円(同28億6100万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
アクロディア<3823.T>=大幅続伸。ここ継続的に投資資金が流入し上げ足が止まらない状況だ。ソフトのライセンス販売を主力にIoT分野で需要を開拓するほか、不動産サブリースなどにも多角化を図り業績の立て直しを図っている。9日取引終了後に、コストコ中国の会員向けサービスで香港財合社と業務提携に関する基本合意を締結したと発表、これが新たな買い材料となっている。ブロックチェーンを活用したポイントサービスの提供に向けた検討を開始し、業容拡大への期待が膨らんだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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