「核融合発電」がランキング20位、産官学連携で巨大組織発足へ<注目テーマ>
1 半導体
2 円高メリット
3 半導体製造装置
4 親子上場
5 生成AI
6 人工知能
7 2023年のIPO
8 インド関連
9 TOPIXコア30
10 JPX日経400
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「核融合発電」が20位にランクインしている。
核融合発電は慢性的な電力不足の問題を解消すると同時に、世界的な脱炭素の取り組みが進むなかで大きなテーマ性を内包、株式市場でも折に触れて関連株が物色される。いわゆる原子核同士を合体させる際に生じるエネルギーを使って発電する技術であり、低コストで膨大なエネルギーを得ることが可能なことが最大の特長である。また、化石燃料を燃やすこともないため、地球温暖化で問題視される二酸化炭素(CO2)を発生させないという点が世界で注目される背景だ。もっとも、実用化に向けたハードルは決して低いものではなく、同技術が社会に実装されるのはまだ当分先というのがコンセンサスとなっている。
そうしたなか、日本では国策として核融合発電の研究開発を推し進める動きが強まっている。直近では、26日付の日本経済新聞朝刊が「核融合発電の実用化に向けた産官学の連携組織が2024年3月に発足する」と報じ、株式市場にも影響を与えた。核融合炉の建設に関わる企業や素材メーカー、商社、スタートアップなど約50の企業・団体が参加する大規模な組織で、来春以降の同発電技術の実現に向けた取り組みに期待が募っている。
関連銘柄の最右翼としてIHI<7013.T>が買われたほか、日揮ホールディングス<1963.T>なども堅調な値動きを示した。また、研究機関向けに核融合関連製品を納入している助川電気工業<7711.T>は寄り付きカイ気配で始まる人気となり、寄り後も一段高で10%の上昇をみせ1195円まで上値を伸ばした。
上記以外の関連銘柄として大手では東京電力ホールディングス<9501.T>、関西電力<9503.T>など電力株のほか、INPEX<1605.T>などの資源関連や大林組<1802.T>などのゼネコン、最先端の光技術を有する浜松ホトニクス<6965.T>が注目され、また中小型株では、東邦金属<5781.T>、神島化学工業<4026.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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