相場の軟化は押し目買い好機、動意間近の内需成長株を仕込む
時価総額:1661.9億円
PER:19.69倍
PBR: 3.48倍
医療機器輸入商社で、循環器領域を専門に心臓ペースメーカーと電極カテーテルなどの自社生産も行っている。不整脈患者や心筋梗塞・狭心症患者数の増加に対応する医療機器開発、遠隔モニタリングシステムの開発にも注力。
1月末に発表された第3Q決算では大幅な増収増益収益柱の心房細動のアブレーションは順調に伸びる一方、心臓ペースメーカーなどは仕入先変更等もあり落ち込みが鮮明。そんな中4/1には米国のボストン・サイエンティフィック社との間で交わした独占販売契約の下、完全皮下植込み型除細動器システム(S-ICD システム)の先行販売開始を発表した。
株価は好材料を織り込みつつ4/26に控える決算発表待ちの動意薄だが、徐々に煮詰まり感が出始めている。テクニカルにおいてもRCIが反転を開始し、横ばいの動きの中で着々と動意準備が進んでいるとみられる。本日の相場軟化に比して逆行高を演じるようであれば決算発表の前後で年初来高値の1922円を更新してくることも考えられよう。