しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の114億円→107億円(前期は107億円)に6.4%下方修正し、増益率が7.0%増→0.1%増に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.8%減の56.5億円とほぼ横ばいの計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.2%増の28.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の22.3%→21.8%に低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(連結業績予想) 連結業績予想につきましては、後述の個別業績予想の修正を踏まえ、当初の計画に対して売上高及び各段階利益における業績予想を下方修正するものであります。(個別業績予想) 当第2四半期連結累計期間におきましては、EP/アブレーションや外科関連において販売が計画を上回る実績となったものの、インターベンションにおきましては本年3月に発売した薬剤溶出型冠動脈ステントの販売が計画を下回りました。その一方で、販売費及び一般管理費におきましては、広告宣伝費をはじめとする経費の支出が想定を下回ったこと等により、営業利益以下の各段階利益におきましては計画を上回りました。 第3四半期連結会計期間以降につきましては、引き続き、EP/アブレーション及び外科関連で堅調な販売が見込まれます。しかしながら、薬剤溶出型冠動脈ステントにつきましては、サイズラインナップの拡充や臨床研究の実施等の取り組みを行うものの、引き続き厳しい競争環境が予想されることや、リズムディバイスにおきまして、本年8月30日に仕入先の変更に関する発表を行ったことに伴い、現仕入先商品の販売が減少するおそれがあることから、当初の販売計画の引き下げを行いました。また販売費及び一般管理費におきましては、当初計画と概ね同じ水準の支出を見込んでおります。以上により、2018年5月2日に開示した通期の業績予想を修正いたしました。(注)上記の業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により業績予想と異なる可能性があります。
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