会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の3.1億円の黒字→1億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2019年2月期におきましては、岩手県内を中心に、ホームセンター3店舗を新規出店いたしました。また、今後の成長戦略に資するブランド構築を目指し、これまで「ジョイ」として営業を続けてきた山形県内の全店舗の屋号を「サンデー」に変更し、店舗設備や看板、品揃え、サービスの新装に取り組みました。山形県内店舗では、大型店を中心に5店舗の全面活性化を実施し、サイクルやフラワーなど、専門店化を進めているカテゴリーの新規導入を進め、その他の店舗においても棚割の見直しを行い、多様化するお客さまのニーズに合った商品やサービスを提供する取り組みを実施いたしました。 しかしながら、山形県内店舗の売上高は計画を下回って推移するとともに、看板の変更や老朽化が進んでいる空調など店舗設備を修繕するために投資を実施したことでランニングコストが増加し、全社の営業利益を押し下げる要因となりました。 他方、全社的な傾向では、2016年から稼働している物流センターを活用した配送効率の改善などの取り組みにより経費の抑制に努めましたが、山形県内店舗の新装に伴う投資に加え、労働力不足に起因する人件費上昇、気温の急変動による光熱費増加、ガソリン価格高騰やドライバー不足に起因する物流費上昇などの影響により販管費が増加いたしました。 商品面では、節約志向が継続している消費者へ低価格で提案した日用品やペット用品などの販売が堅調に推移した一方、3月から続いた低温や天候不順、冬季においては、特に1、2月の降雪量が少なかった影響により除雪用品や防寒作業衣料の販売が低調に推移するなど、荒利益率の高い季節商品の販売が低調に推移いたしました。これにより、売上高が2018年4月11日に開示した2019年2月期の業績予想を下回る一因になるとともに、前年同期と比較して売上総利益率が落ち込む結果となりました。 これらの結果、売上高は488億円、営業利益は1億70百万円、経常利益は2億20百万円、当期純利益は30百万円となる見込みです。
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