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2019/11/07 - ナガイレーベ(7447) の関連ニュース。■業績動向● 2019年8月期の連結業績概要(1) 損益状況ナガイレーベン<7447>の2019年8月期の連結業績は、売上高が前期比2.1%減の16,785百万円、営業利益が同6.6%減の4,918百万円、経常利益が同6.5%減の4,990百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.3%減の3,445百万円となった。主力のヘルスケアウェアでは高付加価値商品は順調に推移したが、2019年8月期下期の付加価値商品の販売で更新予定物件に期ずれが発生したこと、ここ数年大幅な伸びを続けてきた患者ウェアの新規取引先との本格導

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ナガイレーベ Research Memo(5):2019年8月期の営業利益は特殊要因により6.6%減も、おおむね想定内

配信元:フィスコ
投稿:2019/11/07 15:05
■業績動向

● 2019年8月期の連結業績概要
(1) 損益状況
ナガイレーベン<7447>の2019年8月期の連結業績は、売上高が前期比2.1%減の16,785百万円、営業利益が同6.6%減の4,918百万円、経常利益が同6.5%減の4,990百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.3%減の3,445百万円となった。

主力のヘルスケアウェアでは高付加価値商品は順調に推移したが、2019年8月期下期の付加価値商品の販売で更新予定物件に期ずれが発生したこと、ここ数年大幅な伸びを続けてきた患者ウェアの新規取引先との本格導入が2020年8月期にずれ込むなどの影響により売上高は前期比2.1%減となった。また別の要因として考えられるのは、同社の顧客であるリネン業者(白衣等のレンタル・洗濯業者)の採算が人手不足等によりやや悪化しており、そのため最終顧客である病院や診療所への値上げ交渉を行っているものの、実際には値上げ交渉が計画どおり進まず、そのため同社への新規発注に遅れが生じている可能性もある。いずれこれらの価格改訂交渉が進展すれば、同社への発注も回復する可能性は高い。

原価面では、新工場の立ち上りに伴う減価償却費増(39百万円)や不動産取得税の発生(14百万円)などの特殊要因があり、売上総利益率は46.7%と前期比で0.3ポイント低下したが、これらの特殊要因を除けば売上総利益率はほぼ2018年8月期並みであったと言える。一方で販管費も、運賃値上げに伴う国内運送費の増加9百万円、役員退職慰労金制度廃止に伴う功労金(81百万円)の発生等により前期比4.9%増となった。その結果、営業利益は同6.6%減となったが、第3四半期までの実績数値から判断して、おおむね想定内の結果であったと言える。

a) アイテム別売上高
アイテム別の売上高は、ヘルスケアウェアが前期比2.9%減の9,681百万円、ドクターウェアが同0.1%増の2,673百万円、ユーティリティウェアが同11.6%減の441百万円、患者ウェアが同3.5%増の2,033百万円、手術ウェアが同2.8%減の1,596百万円、シューズが同8.2%減の171百万円、その他が同8.1%減の187百万円となった。全体の売上高がやや低調であったことから、ドクターウェアと患者ウェア以外の各アイテムとも前期比では減収となった。

b) 地域別売上高
地域別の売上高は、東日本が前期比1.8%減の8,898百万円、中部日本が同7.3%減の1,664百万円、西日本が同0.6%減の6,033百万円、海外が同11.5%減の189百万円となった。東日本では、2019年8月期下期に予定されていた更新物件商談のずれ込みが大きく、それ以外の商品販売でカバーできなかったことから減収となった。中部日本では、更新物件が少なかったことから少なくとも2018年8月期並みの売上を目指したが、2019年8月期上期の不振をカバーできずに前期比で減収となった。西日本では、新規物件の獲得は進んだものの、更新物件の期ずれ発生と患者ウェアの新規取り組みの遅れにより、ほぼ2018年8月期並みの売上にとどまった。海外では、2018年8月期に大型物件の納入があったため、同社ビジネスモデル推進でのカバーを試みたが導入が先送りとなり減収となった。

c) 商品別売上高
商品別の売上高は、ハイエンド商品が前期比0.4%増の1,274百万円、高付加価値商品が同2.4%増の8,969百万円、付加価値商品が同8.6%減の5,716百万円、量販品が同5.0%減の817百万円となった。ハイエンド商品はブライトデイズ、4D+(フォーディープラス)、ビーズベリー等の高級ブランドを小口ユーザー以外の市場にも拡大したことから増収を確保。高付加価値商品は、プロファンクションなどの高機能商品群が市場の評価を得て好調に推移した。その一方で付加価値商品は、新商品投入により他社物件も含め量販品からの引き上げ移行を促進したが、売上は伸び悩んだ。量販品は注力商品でないこともあり、前期比では減収となったが、金額も少なく特に懸念される内容ではない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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配信元: フィスコ

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