併せて、通期の同利益を従来予想の21.2億円→17.2億円(前期は21.1億円)に18.8%下方修正し、一転して18.3%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.3%減の8.6億円に減る計算になる。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.4%減の5.6億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の15.2%→15.4%に上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループは二輪車の部品、用品の企画、開発、販売を主体としており、コロナ禍において密を避けるレジャーや移動手段として新規免許取得者の増加や好調な車両販売などの市場環境を追い風に大きく業績を伸ばしてまいりました。新型コロナウイルス感染症法の5類への引き下げに伴う行動制限等の緩和により、旅行、飲食など余暇時間の利用や消費行動に大きな変化が見られるようになり、新規二輪車ユーザー等の購買需要も落ち着き、取引先流通各社では在庫調整の動きが強くなっております。二輪車免許取得者や二輪車販売台数の状況からバイクライダーは確実に増加していると推定しておりますが、流通各社の在庫調整はしばらく時間がかかるものと思われます。こうした環境の変化を受け、第2四半期累計期間においては、国内拠点卸売事業の出荷減少、小売事業の来店客数の減少等により、売上高、利益共に当初予想を下回る状況となりました。その他事業においては、太陽光発電事業の設備の計画入替による売電収入の減少、セグメント利益の減少となりました。リユースWEB事業においては、売上高は前年同四半期並となりましたが、人件費の増加によりセグメント利益はマイナスとなりました。一方で、アジア拠点卸売事業においては、インドネシアでの販路拡大の進展と共にデイトナブランドの認知や商品の支持が進み、販売を大きく伸ばしております。売上高が大きく伸びたことでセグメント利益も大幅に増加しました。通期の業績予想については、昨年から進めてきた国内市場の価格改定や新商品投入による売上増加を見込んでおりますが、現状の市場環境の変化や流通各社の在庫調整の状況などから、当初の予想を引き下げております。一方で、アジア拠点においては、出荷物量の増加に伴うオペレーションの改善が課題ではありますが、引き続き販売エリアの拡大や新商品投入を進めており、今後も順調な推移となる見込みです。物価上昇や新型コロナウイルス感染症の増加傾向、為替の動きなど業績予想の前提となる環境変化が大きい状況ですので、今後の環境変化を注視しながら、修正が必要であると判断した場合は速やかに修正して公表いたします。配当に関しましては、業績、財政状況など総合的な判断とする方針に基づき、現段階では修正はございません。※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、リスクと不確実性を含んでいます。従いまして、今後の当社グループの事業領域を取りまく環境、経済情勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績が現状の見通しと大きく異なる可能性があることを御承知おきください。以上
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