tenki.jp事業の売上高は1.63億円、セグメント利益は0.60億円となった。当第1四半期のPV数は、前年同期比9.2%増の15億PVとなり、堅調に推移した。また、PV当たり広告単価は、依然として低迷基調となったが、前年同期比1.9%減となった。費用面に関しては、将来の売上高及び利益の向上を目的として、新たな収益もモデルの構築に向けた人件費や開発費等の先行投資を行っている。また、「tenki.jp」の認知度向上施策として、番組連動CMを放映している。
IPプロデュース事業は、当第1四半期において、「温泉むすめ」のコンテンツプロデュースを行うエンバウンドの全株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、事業を開始した。当第1四半期は、貸借対照表のみを連結しているが、株式を取得したことによる取得関連費用0.25億円が発生し、セグメント損失が0.25億円となった。
その他の事業の売上高は0.23億円、セグメント利益は0.11億円となった。主力のtenki.jp事業以外の事業領域の拡大のため新規事業への参入を図っており、太陽光コンサルティング事業及びダイナミックプライシング事業を進めている。太陽光コンサルティング事業については、太陽光発電設備のセカンダリー市場において、一時的に太陽光発電設備を保有することにより、売電収入を得ている。また、ダイナミックプライシング事業については、当該事業に先立つPoC(実証実験)として、首都圏においてレンタルスペースの運営を行っている。
2025年2月期通期の連結業績予想については、売上高が7.84億円、営業損失が0.68億円、経常損失が0.60億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.34億円とする期初計画を据え置いている。
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