<話題の焦点>=再上場銘柄、企業変身して倍返し狙う
その後、一時的に国有化されたものの、08年に野村ホールディングス<8604.T>系を中心とした投資グループが持ち株会社の足利ホールディングスを設立し、経営再建を目指していた。実現すれば、約10年ぶりの再上場となる。これをきっかけに、過去の再上昇銘柄が改めて話題を集めそうだ。
再上場といえばJAL<9201.T>が記憶に新しい。9月19日で再上場1年を経過。経営破綻に伴う上場廃止からわずか2年7カ月というスピード再上場だった。14年3月期は好調な旅客需要などを反映し、堅調な業績推移。一方で、羽田空港国際線発着枠の不利な配分による15年3月期以降の国際線供給見通しの下振れ、人件費や燃油費の継続的増加などにより懸念が予想される。
永大産業<7822.T>は、1978年に会社更生法を申請し上場廃止。以降は床材やシステムキッチンなどの製造・販売を軸に事業を進め、07年に29年ぶり再上場。住宅着工が想定以上に増え、床材や内装建材が伸びる。14年3月期の連結営業利益は21億4000万円(前期比3.8%増)予想。
マックスバリュ東海<8198.T>は1997年に経営破綻したヤオハン・ジャパンを前身とする。14年2月期の営業利益は38億円(同7.6%増)を見込む。株価は順調に上昇中。
このほか、フェニックス電機を前身とするヘリオス テクノ ホールディング<6927.T>、川崎電気から商号変更したかわでん<6648.T>などがある。
◆主な再上場銘柄
銘柄(コード) 営業増益率 株価 PER
JAL<9201.T> ▼20.6 5730 8.1
永大産業<7822.T> 3.8 534 17.1
MV東海<8198.T> 7.6 1398 15.5
ヘリオステクノH<6927.T> 56.7 287 11.8
かわでん<6648.T> 36.7 1375 8.7
※株価は10月31日終値(単位:%、円、倍)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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