日新電、上期経常を一転16％増益に上方修正

　日新電機 <6641> が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の20億円→30億円(前年同期は25.8億円)に50.0％上方修正し、一転して16.0％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の140億円(前期は167億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期（累計）の業績につきましては、産業用装置・部品製造受託事業の需要減などにより電力機器事業の売上及び利益が前回予想を下回りますが、国内アフターサービスが好調なライフサイクルエンジニアリング事業がそれらを補い、加えて研究開発費やその他の費用の発生が第３四半期以降にずれ込むことなどにより、売上高は５億円の増収、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は、それぞれ10億円・10億円・５億円の増益が見込まれる状況となりました。　なお通期の業績予想につきましては、主な増益要因が当年度内での費用の発生ずれによるものであるため、事業セグメント別の通期予想を含め現時点において修正はありません。（注）上記の業績予想につきましては、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。