2024年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比5.1%増の1902.07億円、営業利益は同11.4%増の125.72億円だった。コンセンサス(110億円程度)を上回る。情報通信事業部門では、足元の市場環境の減速懸念はあるものの、需要は前年並みで為替円安の影響もあり増収増益。エレクトロニクス事業部門では、製品の売上高構成比率の悪化により減益。自動車事業部門では、新車種立ち上げにより増収となるも現地通貨高による人件費増などにより赤字が継続。エネルギー事業部門では、前年同期は銅の評価損計上で営業赤字であったが、今期は需要堅調に加え売値改善もあり増益だった。
ダイコク電<6430>
直近でマドを空けての上昇となり、8日には4675円まで買われた。9日はマドを空けての10%を超える下落となったが、上向きで推移する25日線が支持線として意識されやすく、押し目狙いのタイミングになりそうだ。週足のボリンジャーバンドでは+2σ突破で過熱感が警戒されていたものの、週末の下落で+1σ水準まで調整したこともあり、過熱感は和らいでいる。
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