しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の11億円の黒字→9億円の黒字(前期は1.3億円の赤字)に18.0%下方修正した。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→3.7億円(前年同期は0.2億円)に34.8%減額し、増益率が20倍→13倍に縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.7倍の3.2億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-2.2%→2.8%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルス感染症の感染法上の分類が5類に見直されたことによる人流増加等により、各セグメントの売上高の持ち直すことを前提条件としておりましたが、介護事業においては、主に 2023 年3月期に新規開設した介護施設の入居が予想を下回ったことにより当初の通期業績予想に対して 427 百万円の売上高が減少、カラオケ事業においては集客の回復が予想を下回り売上高が伸び悩んだことから917 百万円の売上高が減少する見込みとなりました。また、不動産事業においては販売用不動産を売却したことにより当初の通期業績予想に対して106 百万円の売上高が増加する見込みとなりました。 利益面では、介護事業において 2023 年6月より介護施設の入居料の値上げを行なったことなどにより通期のセグメント利益は 1,400 百万円となり当初予想セグメント利益 1,366 百万円を上回る見込みとなった一方で、カラオケ事業においては売上高の減少に伴い、通期のセグメント損失が259 百万円(当初予想セグメント利益454 百万円)と当初の予想を大幅に下回る見込みとなりました。 また、主に各自治体より介護事業所を対象とした物価高騰支援補助金の補助金183 百万円の支給等を新たに営業外収益に見込んだほか、カラオケ店舗等の業績不振店の減損損失317 百万円を特別損失として見込んでおります。
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