<動意株・6日>(大引け)=日食品、トランスG、ニイタカなど
トランスジェニック<2342.T>=急速人気でストップ高。正午ごろ、子会社ジェネティックラボが新型コロナウイルス検査の受託を開始すると発表した。同検査は、国立感染症研究所のプロトコルに準拠した遺伝子検査(リアルタイムRT-PCR法)で、その感染力及び迅速検査の重要性を鑑み、感染者数が多いとされる北海道内の検体を優先し受託する予定という。また、受託開始後は状況に応じ、検査能力の増強に努めるとしている。なお、20年3月期業績への影響は軽微という。
ニイタカ<4465.T>=動意。正午ごろ、新型コロナウイルス感染拡大のグループ事業への影響を発表しており、一部製品に対する注文が1月後半から急増しているといいう。同社ではこれを受けて、平日操業の時間延長や休日の操業で増産体制を強め、出荷量を増やしているという。また、中国及び日本に対して製品を供給する中国福建省の子会社では、春節休暇の延長を当局から命じられていたものの、2月17日から操業を再開しており、日本向け製品は平常通り生産している。
アサヒ衛陶<5341.T>=ストップ高。5日の取引終了後、トイレセット「エディシリーズ」や温水洗浄便座「サンウォッシュ」及び洗面化粧台の全シリーズについて、新型コロナウイルス感染拡大の影響による他社での受注停止や欠品に伴い、想定以上の注文を受けていると発表しており、これが好感されている。それに伴い、新規注文に関しては通常よりも納品までに時間がかかるとしている。
太洋工業<6663.T>=一時ストップ高。同社は5日、高耐熱高柔軟プリント配線板を開発したと発表。これが材料視されているようだ。新たに開発した配線板は、伸縮性と耐熱性に優れ、透明でデザインの自由度が高いことが特徴。用途として、繰り返しの伸縮や回転動作に対応したロボティクス用回路基板、曲面や立体構造物などの3次元配線基板、高温下で使用される機器の回路基板などを想定している。
アルチザネットワークス<6778.T>=急伸。5日の取引終了後、フィンランドのノキア社から、第5世代移動通信システム(5G)向け基地局の性能評価・検証のためのテストシステムとして、同社の「DuoSIM-5G」が選定されたと発表したことが好感されている。「DuoSIM-5G」は、5Gで重要な「大容量」「データ転送速度の高速」「低遅延」「超多数の端末の同時接続」を評価できる基地局の性能評価・検証用テストソリューション。なお、受注に伴う業績への影響は、既に事業計画に計上済みのため、現在のところ軽微としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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