―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 オリジナル設 <4642>
22年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比10.7%減の5億9400万円に減ったが、通期計画の6億3000万円に対する進捗率は94.3%となり、5年平均の95.0%とほぼ同水準だった。
▲No.2 川本産業 <3604>
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.0%減の1.1億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の3.4億円に対する進捗率は34.2%となり、5年平均の33.7%とほぼ同水準だった。
▲No.3 ユニネク <3566>
22年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比32.1%減の1.4億円に落ち込み、通期計画の3.7億円に対する進捗率は37.7%にとどまり、5年平均の48.2%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4642> オリジナル設 東S -7.63 8/ 3 上期 -10.68
<3604> 川本産業 東S -7.30 8/ 3 1Q -43.00
<3566> ユニネク 東G -6.02 8/ 3 上期 -32.06
<7451> 三菱食品 東S -5.57 8/ 3 1Q 14.46
<9913> 日邦産業 東S -3.83 8/ 3 1Q -23.11
<6188> 富士ソSB 東S -3.17 8/ 3 上期 118.75
<9919> 関西フードM 東S -2.37 8/ 3 1Q -40.32
<5104> 日東化工 東S -0.99 8/ 3 1Q -95.83
<5217> テクノクオツ 東S -0.99 8/ 3 1Q 42.65
<7991> マミヤOP 東S -0.59 8/ 3 1Q 872.50
<2816> ダイショー 東S -0.43 8/ 3 1Q -83.33
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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