会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の300万円の黒字→8.7億円の赤字(前年同期は4.6億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)売上高国内販売では、主力殺虫剤等が登録制度の変更に伴い販売機会が減少したこと、また殺菌剤「ガッテン」の新規殺菌剤「ショウチノスケ」への全面切り替えが遅れたことにより、当初計画を下回る見込みとなりました。海外販売では、インドの登録の遅れ及びインドネシアの干ばつの影響により、バイオスティミュラント「ATONIK」の売上高が当初計画を下回る見込みとなりました。(2)営業利益、経常利益クリザール社(Blue Wave Holding B.V.)買収に伴うPPA(Purchase Price Allocation:取得原価の配分)が第4四半期にて完了する予定です。同社の棚卸資産評価額が簿価を約480百万円(約3.9百万ユーロ)上回る見込みとなり、当期の売上原価に一括計上し同額のれんが減少する見込みです。その他の無形固定資産を除いたのれんの総額は約5,860百万円(48百万ユーロ)となり、当期の償却額390百万円(3.2百万ユーロ)を販管費に計上する見込みです。(注)円貨額は1ユーロ=122円にて換算。また、一部の試験研究が当期内に完了せず試験研究費が減少した一方、上記PPA以外に買収後のJ-SOX対応、財務手数料などの経費が発生しました。売上高の減少とこれら費用の増加により、営業利益は776百万円、経常利益は873百万円、期首の予想を下回る見込みとなりました。 なお、上記記載の費用のうち棚卸資産評価額、買収後のJ-SOX対応や財務手数料等の経費につきましては当期に限定された一過性の費用であります。(3)親会社株主に帰属する当期純利益2019年12月17日開示の「連結子会社の解散に関するお知らせ」に公表した通り、当社の連結子会社であるOATアグリフロンティア株式会社の解散に伴う固定資産の減損及び評価損等による200百万円を特別損失として計上することといたしました。営業利益及び経常利益の減少に加え、この特別損失計上の影響により、親会社株主に帰属する当期純利益は期首の予想を950百万円下回る見込みとなりました。今回の業績予想の修正に伴う2019年12月期の期末配当予想の変更はありません。(注)業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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