―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の11月13日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 スカラ <4845>
21年6月期第1四半期(7-9月)の連結税引き前利益は前年同期比50.8%減の1.4億円に大きく落ち込み、通期計画の33億円に対する進捗率は4.5%にとどまり、5年平均の35.3%も下回った。
▲No.2 理ビタ <4526>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は5.6億円の赤字(前年同期は27.2億円の黒字)に転落した。
▲No.3 サクサ <6675>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は11.6億円の赤字(前年同期は3.7億円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4845> スカラ 東1 -17.74 11/16 1Q -50.83
<4526> 理ビタ 東1 -5.70 11/16 上期 赤転
<6675> サクサ 東1 -2.58 11/16 上期 4.34
<5391> A&AM 東1 -2.31 11/16 上期 -64.43
<2004> 昭和産 東1 -2.26 11/16 上期 -15.83
<4653> ダイオーズ 東1 -0.41 11/16 上期 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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