好業績、テクニカルに注目。
今週に発表になった決算も今期経常を22%上方修正し、配当も3円の増額しており、業績の好調さが明らかになっているが、上記報道もあることから今後においてもある程度好調さは継続して来るであろう。
株価は一旦、好材料出尽くし感から利益確定売りに押されて10%程の押し目を形成したが、テクニカル面では下値は25日線にサポートされており、上昇トレンドは継続されている。
また今回のコロナウイルスに対する対策面においても注目で、過去に中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)の際、栄研化学が特許を持つ技術を活用した事例もあるようだ。
栄研化学が独自に開発した、迅速、簡易、精確な遺伝子増幅法である、「LAMP法」が注目材料となりそうだ。
サンプルとなる遺伝子、プライマー、鎖置換型DNA合成酵素、基質等を混合し、一定温度(65℃付近)で保温することによって反応が進み、検出までの工程を1ステップで行うことができるという観点からも注目度も上がりそうだ。