ロジザード<4391>の2024年6月期の業績は、売上高で前期比9.2%増の2,024百万円、営業利益で同27.0%増の331百万円、経常利益で同27.0%増の331百万円、当期純利益で同22.7%増の226百万円と増収増益を見込んでいる。サービス別売上の上期進捗率は、クラウドサービスが49.6%、開発・導入サービスが41.8%、機器販売サービスが78.3%となっている。開発・導入サービスの進捗が想定よりも若干遅れているものの、クラウドサービスが好調に推移することを見込んでいることから、業績予想に関して変更はない。
クラウドサービスに関しては、物流業界の「2024年問題」やOMOマーケティングに対するニーズの高まりなど、引き続き好調な事業環境が見込まれる。開発やアプリ連携による機能強化、RFIDなどのオプション機能化、OMOマーケティング対応の促進によって、BtoBを中心とする新規顧客の獲得に注力する方針だ。
開発・導入サービスに関しては、BtoB市場に進出しシェア拡大する戦略の下、新規顧客の開拓が順調に進んでいることから、さらなる積み上げを目指す。加えて、機能の標準化や提案の効率化などにより受注や納品までにかかる時間を短縮し、顧客の旺盛なニーズに対応できる体制を構築する方針だ。足元では人材採用も順調に進んでいる。開発リソース拡充による受注体制の強化も、納品までの時間短縮に寄与しそうだ。
機器販売サービスに関しては、クラウドサービスの好調に伴い、堅調な推移を見込んでいる。
利益面に関しては、売上の伸びを上回る成長を見込んでいる。引き続き製品開発・研究開発投資、人材投資、プロモーション投資を行いつつ、高収益であるクラウドサービスの売上を積み上げ、収益性を高める方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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