北米やアジア、欧州向けに主力の自動車排ガス浄化触媒の販売が好調だったことが寄与。特に中国では排ガス規制の強化を背景に自動車生産台数の増加比率を上回る販売となった。原価上昇や減価償却費の増加が重しになったものの、増収効果で吸収し増益を確保した。上期計画の20億円に対する進捗率は62.7%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
併せて、東証1部指定記念配当を実施する形で、今期の上期配当を従来計画の9円→10円(前年同期は8円)に増額したことも支援材料となった。
株探ニュース
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