【買い】第一稀元素化学工業（4082）好材料で株価回復を狙う◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

好材料で株価回復を狙う

業種：化学
時価総額：278億円
PER：9.58倍
PBR：1.11倍

酸化ジルコニウムを中心に、自動車の排ガス浄化触媒や燃料電池などに利用されるジルコニウム化合物製造の国内最大手の企業。

同社は4日の取引終了後、6月11日付で東証2部から東証1部市場へ指定されることになったと発表しており、好材料に注目した買いが集まって出来高が急増。

株価は5月半ばの決算発表を機に調整売りが続き、1日には新安値となる991円をつける場面もあったが、同ニュースを受けて反発。昨日は地合いに押されるかたちで陰線となったが、直近では売られ過ぎ感も窺えることから、短期的な反発に期待したい。