アクロディアが急伸、ＩｏＴ野球ボール貢献し１８年８月期営業利益予想を上方修正

　アクロディア<3823.T>が急伸している。１５日の取引終了後、１８年８月期の連結業績予想について、売上高を１５億７００万円から１４億８７００万円（前期比４４．１％減）へ下方修正した一方、営業利益を６００万円から５２００万円（前期３億６３００万円の赤字）へ、最終損益を２００万円の赤字から４０００万円の黒字（同８億９１００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。

　ＩｏＴ野球ボール「ｉ・Ｂａｌｌ　Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ　Ｐｉｔｃｈ」の収益が想定を大幅に上回っていることが要因。また、前期に連結子会社であったネクスト・セキュリティの貸倒引当金を営業外損失として計上したが、第２四半期以降においてその戻入金を計上する見込みであることも寄与する見通し。

　なお、同時に発表した第１四半期（１７年９～１１月）決算は、売上高３億５５００万円（前年同期比４８．６％減）、営業損益２７００万円の黒字（前年同期１億９１００万円の赤字）、最終損益９００万円の黒字（同３億１３００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）