2025年3月期第1四半期の売上高は8,171百万円(前期比15.9%増)、営業利益は575百万円(同0.4%増)で着地した。売上高はコロナ前比13.1%増と第1四半期で過去最高を達成。国内店舗運営事業ではインバウンドの回復など既存店が堅調に推移し、メディアへの露出増加により客数も増加したようだ。前年7月の価格改定や10月の看板商品のリニューアル、インバウンド比率の増加で客単価も増加した。一方、海外店舗運営事業では円安が売上高を後押ししたが、原材料や人件費、家賃などの様々なインフレ要因を受けたコスト増加に対し、価格転嫁等が遅延して営業減益となった。ただ、後半で盛り返しを図るようで、国内同様にモバイルオーダーの導入等、店舗運営の効率化を推進していく。2025年3月期の売上高は35,000百万円(前期比10.1%増)、営業利益は3,566百万円(同8.2%増)を見込む。
同社は2028年3月期に売上高500億円、営業利益50億円以上を掲げている。国内店舗運営事業ではCAGR9.2%を目指し、都市部や大型商業施設に加えてロードサイドや地方都市へ出店、毎年7~8店舗の純増を予定している。DX推進等によるコスト削減によって利益率を改善することで、2028年3月期に売上高170億円を目指す。海外店舗運営事業ではCAGR21%を目指し、毎年20~30店舗の純増を予定している。国内同様DX推進によってコスト削減を図ることで、売上高280億円を想定している。人材においては待遇改善や福利厚生の強化で順調に人材採用が進んでおり、今後はグローバル人材の採用・育成もより強化していく。人材採用・強化とともに店舗拡大を進めることで今後もトップラインの2桁成長は継続していきそうで、同社の動向に注目しておきたい。
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