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2024年度03月期 決算 (2024年5月10日 16:00時点)
決算短信をみるデリカフーズホールディングス 2024年度03月期の決算短信についてのAI要約です。本サービスの精度やパフォーマンスに関する注意事項はこちら。
当期経営成績等の概況
経営成績
良い点
新型コロナウイルスの「5類」への移行に伴う行動制限の緩和が進み、個人消費が持ち直し、インバウンド需要も旺盛に推移。外食産業の回復傾向を捉え、売上を伸ばし、中期経営計画「Transformation 2024」の基本方針に沿った事業ポートフォリオの変革を推進。
悪い点
ロシア・ウクライナ情勢、イスラエル・パレスチナ情勢といった地政学上のリスク顕在化に起因した物価上昇、世界的な金融引締めの影響などが景気を下押し。慢性的な人手不足、為替の円安基調もある中での資源価格・原材料価格の高止まり、物流費・人件費の上昇傾向が経営環境を厳しくしている。
財政状態
良い点
流動資産が前連結会計年度末に比べ8.9%増加し、固定資産も22.1%増加。資産合計が16.0%増加し、経営基盤の強化が進んでいる。
悪い点
流動負債が9.3%増加し、固定負債も25.7%増加。負債合計が前連結会計年度末に比べ17.2%増加し、財務負担が増大している。
キャッシュ・フロー
良い点
営業活動によるキャッシュ・フローが前期に比べ増加し、1,981百万円の収入となった。税金等調整前当期純利益、減価償却費、仕入債務の増加額などが寄与。
悪い点
投資活動によるキャッシュ・フローが大幅に支出増となり、5,169百万円の支出。有形固定資産の取得による支出が主因。
今後の見通し・AI評価
業績予想見通し
良い点
2025年3月期の業績予想では、売上高55,000百万円、営業利益950百万円、経常利益1,050百万円、親会社株主に帰属する当期純利益650百万円を予定。
悪い点
大阪FSセンターの立ち上げにかかる経費増加等の影響もあり、財務負担が増大する可能性がある。
中期計画見通し
良い点
事業ポートフォリオの更なる改革、青果物サプライチェーンの構造改革、研究部門・開発部門への投資拡大など、具体的な施策を推し進めている。
悪い点
地球環境問題への取組みや健康で住みやすい社会の実現など、社会的責任の高まりに伴うコスト増が予想される。
AI売買評価
良い点
中期経営計画「Transformation 2024」の基本方針に沿った事業ポートフォリオの変革を推進し、新たな成長フェーズへの転換点として第五次中期経営計画「keep on trying 2027」を策定。事業ポートフォリオの更なる改革、青果物サプライチェーンの構造改革、研究部門・開発部門への投資拡大など、具体的な施策を推し進めている。
悪い点
先行き不透明な状況が継続しており、外部環境の変化に対応するための迅速な対応が求められる。地球環境問題への取組みや健康で住みやすい社会の実現など、社会的責任の高まりに伴うコスト増が予想される。
配当
配当方針
株主の皆様への利益還元策として、配当による成果の配分を重視しており、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としている。
当期配当
当期の利益配分については、業績面でコロナ禍を克服して過去最高益を更新したことを踏まえた前期比2円増配の1株当たり10円の普通配当に加え、1株当たり2円の記念配当を実施し、1株当たり12円とする予定。
次期配当
次期についても、先行き不透明な状況が継続する中で、安定した配当を実現することが会社の持続的な成長並びに株主様の利益に資するものと判断しており、当期と同じく1株当たり12円の予定。
財務諸表及び主な注記
財務諸表に関する注記事項
良い点
セグメント情報の詳細な開示により、事業部門ごとの財務状況が明確になり、投資家にとって有益な情報提供が行われている。
悪い点
特に記載すべき悪い点はない。
継続企業の前提に関する注記
該当するコメントはありません。
当連結会計年度における重要な子会社の異動
該当するコメントはありません。
会計方針の変更
該当するコメントはありません。
株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当するコメントはありません。
会計上の見積りの変更
該当するコメントはありません。
追加情報
該当するコメントはありません。
セグメント情報等
青果物事業、物流事業、研究開発・分析事業及び持株会社の4つを報告セグメントとしており、各事業ごとに戦略を立案し、事業活動を行っている。セグメント間の内部取引及び振替高は市場実勢価格に基づいており、セグメント利益は経常利益ベースの数値であり、連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。
1株当たり情報
2024年3月期の1株当たり純資産額は537.43円、1株当たり当期純利益は62.28円。
重要な後発事象
該当するコメントはありません。
企業結合等関係
該当するコメントはありません。
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