―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ナルミヤ <9275>
24年2月期の連結経常利益は前の期比27.6%増の20.7億円になり、25年2月期も前期比12.4%増の23.2億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 北恵 <9872>
24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.8%増の3.1億円に伸び、12-5月期(上期)計画の5.7億円に対する進捗率は55.5%に達し、5年平均の48.4%も上回った。
★No.3 川口化 <4361>
24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結経常利益は前年同期比46.7%増の6600万円に拡大したが、12-5月期(上期)計画の1億4000万円に対する進捗率は47.1%にとどまり、5年平均の57.9%も下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9275> ナルミヤ 東S +7.31 4/ 3 本決算 12.40
<9872> 北恵 東S +1.48 4/ 3 1Q 21.76
<4361> 川口化 東S +0.96 4/ 3 1Q 46.67
<3035> KTK 東S +0.64 4/ 3 上期 -16.73
<1376> カネコ種 東S +0.14 4/ 3 3Q -36.07
<3612> ワールド 東P +0.10 4/ 3 本決算 -
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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