ＪＣＬバイオがストップ高カイ気配、前３月期は損益急改善

　ＪＣＬバイオアッセイ＜2190.T＞が急伸、前日比８０円高の４６５円ストップ高カイ気配のまま、値付かずで推移している。１日取引終了後に集計中の前１４年３月期の業績を修正、損益が急改善することから買い気が強まった。
　連結業績について、前回予想の売上高２３億７６００万円を２２億７００万円（前の期比２．０％増）へ若干引き下げたが、営業利益２０００万円を８４００万円（前の期６００万円の赤字）、経常利益３０００万円を１億７２００万円（前の期比５５．０％増）、最終損益５１００万円の赤字を６２００万円の黒字（同１億３６００万円の赤字）へ修正した。
　価格競争激化や、終了を予定していた試験の一部が期ずれしたことで売上高は計画を下回ったが、稼働率向上、販売管理費削減や為替差益、養老保険契約解約に伴う特別利益の計上で損益は計画を上回った。

ＪＣＬバイオの株価は１０時９分現在４６５円（△８０円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）