建築設備事業、機械システム事業及び環境システム事業は、通常の営業形態として、工事の完成引渡しが年度末に集中する影響で、売上高及び利益額が年度後半に偏る季節要因がある。
セグメント別の業績では、建築設備事業の受注高は、産業空調・電気を中心とした大型物件の受注が増加したこと等により増加した。機械システム事業の受注高は、前年同期に大型搬送用設備を受注した影響等により減少した一方、環境システムの受注高は増加した。
売上高および利益は、建築設備事業の産業空調を中心とした大幅増加等により増加した。増収および継続的な原価管理の徹底、作業効率の向上等の取組みにより、全ての利益項目で増益となった。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比9.9%増の1,870億円、営業利益が同13.8%増の75億円、経常利益が同7.6%増の80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.8%増の55億円とする期初計画を据え置いている。
なお、株主配当については、業績が堅調に推移していることから期初予想から20円増配し、年間予想を40円に修正した(対前年度比+5円)。
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