地区連銀総裁発言に注目・・・・・
先週のFOMCが利上げを見送った為、市場は、元々ハト派のイェレン議長が慎重な姿勢に転じたのではないかとの疑念を持っていた感が有り、それがこの講演により、覆されてしまった形です。この為、東京時間の取引開始とともにドルが買われました。
その後、日本のコアCPIがマイナスに転じた事から、日銀の追加緩和観測が強まり、安倍首相と黒田総裁が会談した事も思惑的な動きを強めた模様で、欧州勢からもドル買い・円売りの動きが強まっています。
今夜、米国では、ブラード・セントルイス連銀総裁とジョージ・カンザスシティー連銀総裁が、それぞれ「金融政策について」との題目で講演する予定となっており、いずれも利上げに意欲的な発言となる可能性があります。その場合、ドル円は一段高となるかもしれません。