黒田シーリング超えを試すか?
一方、イェレンFRB議長は前日の下院に続き、上院で議会証言を行い、前日同様、年後半の利上げ開始に意欲を示し、此方もドルの下支え要因となりました。
本日、米国では、6月CPI、6月住宅着工件数、7月ミシガン大消費者マインド速報値の発表が予定されています。今月に入り、原油相場が再び下落基調を強めている為、消費者マインドの上昇が期待出来ますから、これがドルを押し上げる材料となるかもしれません。
124円台半ばは、6月に黒田日銀総裁が「これ以上、円安が進むとは思わない」と述べた時のレベルである、所謂「黒田シーリング」です。今日は、このレベルが超えられるかに注目したいと思います。