マツヤがストップ高、第１四半期は１億４１００万円の最終黒字

　マツヤ＜7452.T＞がストップ高カイ気配。同社は１５日の取引終了後、今１６年２月期の第１四半期（３～５月）連結決算を発表。売上高７６億４０００万円（前年同期比６．３％減）、営業損益１億９０００万円の黒字（前年同期８９００万円の赤字）、最終損益１億４１００万円の黒字（同１億４１００万円の赤字）と黒字転換、第２四半期の最終利益予想１億３０００万円を超過しており、これが刺激材料となっている。不採算店舗６店舗の閉鎖から１年が経過していないことや競合他社との競争激化などにより売上高では減収となった。一方、仕入れチャネルの開発、発注精度の向上やロスの削減に努め、粗利益率が改善、店舗運営費用や人件費などを中心に販売費および一般管理費の削減が利益を押し上げている。
　通期業績は売上高２９８億円（前期比５．５％減）、営業利益５億８６００万円（同２．４倍）、最終利益３億２２００万円の黒字（前期６億１００万円の赤字）の従来見通しを据え置いた。

マツヤの株価は１０時２５分現在３０３円（△８０円）カイ気配

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）