パルコが５日ぶり反落、第１四半期は都市部事業拠点の拡大で営業２ケタ増益

　パルコ＜8251.T＞が５日ぶり反落。２４日取引終了後、１６年２月期の第１四半期（３～５月）連結決算を発表。売上高７０６億２０００万円（前年同期比４．４％増）、営業利益３３億６３００万円（同１１．７％増）と増収２ケタ増益だったものの、前日に年初来高値をつけており、利益確定売りがでているようだ。
　福岡パルコ本館増床や名古屋にパルコ　ミディが開業するなど、都市部の事業拠点が拡大。ターゲット層の拡大などをテーマにした既存店の改装や、ＰＡＲＣＯカードを軸にした営業企画の強化により、売り上げが拡大し収益性も高まった。
　通期は売上高２８５６億円（前期比５．８％増）、営業利益１２８億円（同２．３％増）の従来見通しを据え置いている。

パルコの株価は９時１１分現在１１９４円（▼２９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）