124円台では上値が重く・・・・
一方、ギリシャ問題の解決を囃したユーロドル売りの動きも、1.11ドル台前半にある日足・一目均衡表の雲の上限や基準線に止められ、1.12ドル台に反発する動きとなっており、此方でもドル買いが一服となっています。
今夜は米・GDP確報値の発表が予定されており、小幅に上方修正され、-0.2%程度の数字が予想されています。もし、ゼロ%やプラス圏まで上方修正されると、9月利上げ開始観測が強まる為、再びドルが買われて、ドル円は124円台を回復するものと思われます。
しかし、黒田日銀総裁の「円安牽制」とも採れる発言が飛び出した時のレベルである124.60円台は今も意識されているものと思われ、このレベル超えがあるとすれば、来週の雇用統計を待たねばならないかもしれません。