追加緩和期待は後退で・・・・
この為、インフレ率が当面低迷して、コアCPIがマイナスになる可能性を勘案し、早ければ、4月末にも追加緩和が行われるとの期待は、後退を余儀なくされるものと思われます。
ドル円は、121円台前半での揉み合いを続けていますが、追加緩和期待が剥落する以上、少なくとも今日の海外市場では、ドル円を押し上げる材料には乏しいと考えるべきかもしれません。
但し、市場の注目点は、既に明日のFOMCの声明文発表とイェレン議長の会見に移っているものと思われ、「忍耐強く」の文言削除観測も根強い事がドルの下支えとなる為、ドル円は下落しても小幅な動きに留まるものと思われます。