それでもドルは底堅い・・・・
しかし、議長は、景気回復が予想通り続けば、毎回毎回のFOMCで利上げを行うかどうかを検討するとも述べており、タカ派にも配慮した形となっており、利上げ観測そのものを否定してはいません。
ドル円は、もう少し、タカ派的な発言を期待していたものと思われ、証言開始前に119円台後半まで上がっていただけに、利上げ開始の後ずれを嫌気して、この証言を受けて、118円台後半まで反落しました。
しかし、利上げ観測自体が否定されてはいないのですから、ドルの下値も限定的と思われ、現在は、次の上値追いの材料待ちの状態だと思われます。118円台半ばでは押し目買いが有効と見て良さそうです。