今回も強い数字となるか?
今夜は、米・4Q・GDP速報値に注目が集まっています。市場予想は前期比年率3.0%成長を見込んでいますが、過去数四半期は、在庫の積み上げが予想を上回り、これがGDPを押し上げる事が多く、強めの数字となる事が多くなっていました。
今回も、在庫等が数字を押し上げると考えれば、しっかりとした数字が出るものと思われます。しかし、11~12月の耐久財受注は大きく減少していた為、設備投資が全体の足を引っ張る可能性もあり、予断は許せない様に思えます。
この為、もし、2%程度の成長率に留まる事となれば、ドル円は117円台前半まで急落する可能性があります。一方、4%に近い強めの成長率が飛び出すと、再び、118円台後半を試す事になりそうですが、いずれにしましても、今週の取引レンジを大きく抜ける事は難しいかもしれません。