ドル円は揉み合い継続・・・・
その一方、12月のFOMC以降、原油価格は一段と下落し、ドルは対ユーロを中心に上昇幅を拡大しており、FOMCメンバーがこれらインフレ率を抑制する材料に、相応の注意を払う様な文言を声明文に盛り込むと、一転して、「ハト派的」と市場が判断するかもしれません。
前回のFOMCから現在まで、米10年国債利回りは約25bpも利回りを下げており、金融政策との関連性が高い2年債利回りも小幅ながら低下しており、米債券市場は、FOMCが「タカ派化」するとは見ていない模様です。
「ハト派的」な声明文を期待するならば、今日のドル円は上値の重い展開に成らざるを得ませんから、118円台では戻り売りが強まって、上値を抑える事となりそうです。その一方、実際に「ハト派的」な声明文が出ると、米国株式市場が上昇するものと思われますから、結果発表後は、今度はドルの下値が限定的となり、揉み合いを脱する事もなさそうです。