FOMC期待がドル下支えだが・・・・
市場では、昨今の強めの経済指標続出を受けて、利上げ開始に意欲的なメンバーが増え、年末のFF金利水準レベル予想も前回(9月FOMC時)よりも若干高めにシフトしていると見られています。
しかし、原油先物が一向に下げ止まらず、今朝程は一時56ドル台まで下げ幅を拡大する動きとなり、これが石油関連株を全面安に導いている事が、株式相場全体の地合いを悪化させ、リスク・オフの流れを強めています。
FOMCに対する観測がドルの下値を支えている一方で、リスクオフの流れが円を買われ易くしており、これがドル円の乱高下に拍車を掛けている模様です。愈々、クリスマス休暇シーズンも本格化し、市場参加者もぐっと減って、市場は超閑散、乱高下が更に起こり易くなっています。今夜も欧米株睨みの展開が続きそうです。