タカ派議事要旨に注意・・・・
今夜は、米FOMC議事要旨の発表が予定されていますが、10月FOMCでは、声明文で「労働資源の活用不足が徐々に消えつつある」と表明し、インフレ期待も安定していると指摘するなど、かなりタカ派的と見られていました。
この点を勘案しますと、実際の会議では、更にタカ派的な議論がなされていた可能性があり、複数の地区連銀総裁から、早めの利上げ開始等を求める発言が飛び出していたものと思われます。
その場合、市場では、再び、ドルを買う動きが強まり、ドル円は117円台後半まで上げ幅を拡大するものと思われます。但し、タカ派的な文言により、米国株が大幅に値を崩す場合には、リスクオフとなって、ドル円が反落に転ずる可能性もあり、そのリスクには警戒も必要です。