新光電工が15年3月期業績予想を下方修正、FCパッケージの価格低下など響く
新光電気工業<6967.T>がこの日の取引終了後、15年3月期業績の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1555億円から1420億円(前期比1.1%増)へ、営業利益を同98億円から35億円(同62.4%減)へ、純利益を同63億円から40億円(同57.0%減)へ下方修正した。営業利益は増益予想から一転して減益予想となる。上期に主力のフリップチップタイプパッケージが競争激化に伴い市場価格が低下したほか、プラスチックBGA基板、アセンブリ事業がスマートフォン向けの需要変動の影響を受けたことなどが要因。円安・ドル高の進行に伴う為替差益があり、上期の経常利益は従来予想を上回ったが、今後もパソコン市場向けは依然として先行き不透明な状況で推移し、企業間競争がさらに激化することが想定されることから、通期見通しを下方修正したという。なお、第3四半期以降の想定為替レートは、1ドル=103円としている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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