米国債利回り上昇がドルを後押し・・・・
この米金利高がドル円上昇を後押ししており、ドル円は6年ぶりの高値を連日更新して、109.40円台まで一時値を上げる展開となりました。その後、ポンド円に利益確定売りが強まった事を材料に、ドル円にも同様の流れが見られ、一旦、伸び悩む動きとなっています。
しかし、米国債利回りが下がらない為、ドル円は109円を割り込む事も無く、比較的堅調な地合いを現在も維持しています。この処のドル上昇スピードが予想外に速かった為、実需筋を中心にドルの買い遅れ感が強いとの見方もあり、ドル円には調整らしい調整もみられません。
今日は週末ですが、米国株先物は堅調な推移を続けていますので、株式市場経由の調整は余り期待できそうもありません。この為、ドル円は「押し目待ちに押し目無し」の状態となる可能性も高く、動き始めたら、付いて行く位の覚悟も必要かもしれません。