米国債利回りも上昇一服・・・・・
この為、先週は米国債利回りが上昇を続け、2年~5年ゾーンの比較的償還期間が短めの債券利回りが、年初来の最高水準に近付いたり、更新したりしました。そして、ドルも全面高の展開となり、ドル円は、週初の105円台から週末には107円台まで上昇を続けました。
しかし、週明けの昨日からは、8月雇用統計が弱めの数字となった事等を蒸し返して、10月のテイパリング終了を前に、今月のFOMCでは、声明文の大幅な変更は見送られるのではないかとの見方も強まっている模様です。
この為、米国債市場では、ショートカバーが入り始め、利回りは低下する方向となっており、これがドルの上値を抑えています。実際にFOMCの声明文が変更されるかどうかは、蓋をあけて見なければ判りませんが、実際に発表されるまでは、今の様に、ドルの上値の重い展開が継続すると思われます。